歯科口腔外科|松本市で一般歯科からインプラント治療を受けるなら平沼歯科医院

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歯科口腔外科

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口腔外科について

口腔外科について

口腔外科は、口腔内、顎、顔面、ならびにその隣接組織に現れる疾患を対象とする診療科です。親知らずの抜歯をはじめ、顎関節症、唾液腺疾患、良性・悪性腫瘍などの外科的疾患や、口腔粘膜疾患、神経性疾患、交通事故やスポーツなどで生じた外傷なども治療対象としています。お口の中にできものができたなど、些細なことでもご相談ください。

「親知らず」とは

「親知らず」は、顎の一番奥に生える歯で、永久歯のなかで最後に発育します。正式には第3大臼歯(だいさんだいきゅうし)といいますが、成人になって知恵がついて生えることから「智歯(ちし)」とも呼ばれています。また、親の手を離れ、親の知らぬ間に生えてくることが名前の由来といわれています。
「親知らず」には個人差があります。はじめからない方や上下左右の4本が揃っていない方、また、まっすぐに生えてくるとは限らず、横や斜めに生えたり、埋まったままの場合もあります。他の歯と同じように正常に生え、しっかりかみ合っている場合はとくに問題はありませんが、悪影響をもたらすような生え方の場合は、抜歯を検討する必要があります。

抜歯がすすめられる「親知らず」

  • 奥歯に痛みがある。
  • 歯茎(歯肉)の腫れや痛みを繰り返している。
  • 頭だけ出ていて、きちんとブラッシングが出来ない。
  • 頻繁に食べ物がつまる
  • 手前の歯の虫歯や歯肉炎のリスクを高めそうなとき
  • 手前の歯を強く押して歯並びやかみ合わせに悪影響を与えそうなとき

親知らずは必ず抜歯しなければならないものではありません。
以下は、必ずしも抜歯をしなくて良いケースです。

  • 顎の骨の中に完全に埋まっていて、生えてくる力がなくなっている
  • 上下とも他の歯と同じように正常に生え、歯並びやかみ合わせも問題がない
  • とくに腫れや痛みがない
  • 繰り返す様な虫歯になっていない
  • 将来的に移植治療(自家歯牙移植)などに利用できそうな場合

「親知らずの抜歯」は、詳しい診察が必要となります。お悩みの際はぜひ当院にお気軽に受診ください。

抜歯後の注意点

抜歯後、2~3日は安静にしましょう

術後2~3日は腫れや痛みがあります。また、かさぶたになるまでは出血しやすい状態になります。アルコールや運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことは避け、安静にしましょう。

頻繁なうがいはしないでください

強くブクブクうがいをして傷口のかさぶたを洗い流さないようにしてください。治癒期間が延びたり、傷口が細菌に感染したりすることがあります。

腫れた時には軽く冷やす

下顎の「親知らず」を抜いた時に起こりやすいのが「腫れ」です。氷で冷やすと血流が悪くなり、治癒を阻害することがあります。濡れたタオル程度で冷やすといいでしょう。

1週間以上痛みが継続するときは注意が必要です

かさぶたが綺麗に出来なかったり剥がれたりした場合は、抜いた穴がなかなか塞がらず、骨の一部分が外から見えることがあります。この状態をドライソケット(治癒不全)といい、痛み止めを飲まないと耐えられない痛みが、1週間以上続くことがあります。目安として1週間経過しても痛みの状態が改善されなければドライソケットの可能性が高いので、受診してください。

顎関節症について

顎関節症とは、何らかの原因で「口を大きく開けられない」「開け閉めすると痛む」「カクカクと音が鳴る」などの症状が現れることをいいます。強い歯ぎしりや食いしばり、頬杖などのクセ、ストレスなど多くの原因が積み重なって発症するといわれています。自然に症状が治まることもありますが、悪化すると肩こりや頭痛など、全身にも悪影響を及ぼすことがあります。

顎関節症の代表的な症状と原因

あごが痛む

あごの痛みは顎関節周囲に炎症がある場合や咀嚼筋の障害などが原因ですが、心理的あるいは社会的なストレスが関係している場合もあります。

口が開かない(開けづらい)

顎関節内部の関節円板(顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織)がずれて、関節の動きを妨げている場合や、咀嚼筋の痛みであごが動かせない場合があります。

あごを動かすとコキコキ、カクンとした音がする

顎関節内部の関節円板(顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織)がずれていると、顎を動かした際に引っかかって音がしたり、顎関節を構成している骨の形が変化して音がすることがあります。

顎関節症の治療法

生活指導を行います

行動や癖など生活習慣が関係している場合があります。例えば、硬い食べ物を避けたり、姿勢を良くしたり、無意識の噛みしめなどに気をつけることで症状が軽くなる場合があります。また、強い心理的な緊張やストレスを感じる環境があれば、それを改善したり避けたりするようにします。

スプリント(マウスピース)による治療

夜間睡眠時に上の歯にスプリントと呼ばれるマウスピースを装着する方法です。上下の歯が直接当たらないようにし、噛み合わせを浮かせることで、顎関節への負担を減らします。顎関節症の多くはマウスピースで症状が軽減しますが、今までの歯ぎしりで顎関節の骨がすり減り尖っているなど症状が重い場合は、より専門性の高い大学病院へ紹介させていただくこともあります。

口腔粘膜疾患

口の粘膜(唇・舌・頬・口蓋・口底・歯肉など)に、炎症や腫瘍、ウイルス性粘膜疾患、アレルギー症状などが出現する疾患をいいます。口腔内の粘膜は刺激を受けやすく、常在菌も多く存在しています。そのため症状が変化しやすいという特徴がありますが、「腫れ」、「えぐれ」、「変色部位」などを入念に診断し、適切な治療へとつなげています。

口腔内腫瘍

口腔腫瘍は、大きく良性腫瘍と悪性腫瘍に分けられます。悪性腫瘍である口腔がんは、発生部位によって分類されており、舌がんや歯肉にできる歯肉がんが代表的です。
口腔がんの発生要因は数多くありますが、代表的なものは喫煙と飲酒、そして慢性的な刺激です。ですので、入れ歯が日常的に強くあたっていたり、痛む場合は早めに調整することをお勧めします。
口腔がんのできやすい場所は舌・歯茎・頬の粘膜です。中高年齢の方は、少しでも気になることがあれば、診察を受けることが大切です。

ウイルス性粘膜疾患

代表的なものにヘルペスや帯状疱疹があります。その他に手足口病やヘルパンギーナなど、お子さんに生じることが多い疾患などがあります。抗ウイルス剤による治療がメインとなります。

口腔カンジダ症

口腔内に常在しているカンジダ菌というカビの菌によってお口の粘膜や、舌に白い苔のようなものが現れたり、荒れたりします。舌のガンジダは味覚の異常や、ピリピリした感覚が出ることもあります。適切な清掃指導、または投薬で治療していきます。

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