インプラントの骨造成とは?骨が足りなくても諦めない!🦴🦷|松本市で一般歯科からインプラント治療を受けるなら医療法人 平沼歯科医院

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インプラントの骨造成とは?骨が足りなくても諦めない!🦴🦷|松本市で一般歯科からインプラント治療を受けるなら医療法人 平沼歯科医院

インプラントの骨造成とは?骨が足りなくても諦めない!🦴🦷

こんにちは。松本市にある平沼歯科医院、副院長です😊

本日は、インプラント治療をご希望の方から特にご相談の多いテーマ、「骨造成」について詳しく解説いたします。

📚 インプラントの基礎知識はこちらから

インプラント治療は、あごの骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込む治療法ですが、「骨が足りない」と言われて断念される方も少なくありません。

しかし、骨造成(こつぞうせい)という処置を行うことで、骨量が少ない方でもインプラント治療が可能になるケースが多くあります✨

この記事では、「そもそも骨造成とは?」「どういう人に必要なの?」「どんな種類があるの?」「痛みやリスクは?」といった疑問に、歯科医師の立場から丁寧にお答えしていきます。


1. 骨造成とは?インプラント治療と骨量の関係🔍

インプラント治療では、人工歯根をあごの骨に埋め込む必要があります。そのため、骨の厚み・高さ・密度が十分であることが前提です。

しかし、歯を失ってから時間が経過すると、骨が痩せてしまう(骨吸収)という現象が起きます😥

実際、歯を失った部分の骨は何もしなければ月日とともに確実に減っていき、特に抜歯後の数ヶ月で大幅に減少すると言われています。長期間放置した部位では、インプラントを埋め込むための骨が不足してしまうのです。

また、歯周病や事故、先天的な骨の不足などにより、骨量が不十分な場合もあります。

このような場合に、人工的に骨を増やす処置が「骨造成(Bone Augmentation)」です🦴

骨が足りないと言われても、骨造成によってインプラント治療を行える可能性がありますので、あきらめずにご相談ください👍


骨造成が必要なケース📌

・歯を抜いてから長期間放置していた(時間経過によりその部分の骨が痩せてしまった)

・入れ歯やブリッジを長年使用していた(長期使用で骨が減っている)

・歯周病が進行していた(周囲の骨が溶けて減少している)

・上あごの奥歯がなくなり、副鼻腔との距離が近くなっている(上顎洞まで骨の厚みが薄くなっている)

・全体的に骨が薄い、または高さが足りない(もともとの骨の形状の問題)

上記のようなケースでは、インプラントを安定させるために骨造成が検討されます。


2. 骨造成の種類と特徴🧩

骨造成にはいくつかの方法があり、骨の状態やインプラントの設置場所によって使い分けられます。ここでは代表的な3つをご紹介します。

① GBR(Guided Bone Regeneration)

GBR法は、骨が足りない部分に骨補填材を入れ、特殊な膜(メンブレン)で覆って骨の再生を促す方法です。

比較的軽度の骨欠損に適しており、下あごや前歯部などで非常によく使用されます。通常のインプラント手術と同時に行う場合も多く、現在もっとも一般的な骨造成法の一つです。

特徴:骨の再生力を引き出せる、安全性が高い

材料:人工骨、自家骨、他家骨など

実施:インプラント埋入手術と同時に行うことが可能(症例による)

② サイナスリフト(上顎洞挙上術)

上あごの奥歯部分は、骨のすぐ上に「上顎洞(サイナス)」という空洞があるため、骨の高さが不足していることが多いです。

サイナスリフトは、上顎洞の粘膜(膜)を持ち上げ、その下に骨補填材を入れることで、インプラントを支えるための骨の厚みを確保する方法です。

特徴:骨の高さが大きく足りない場合にも対応可能

注意点:手術時間が長くなる傾向あり/通常はインプラント埋入とは別に行う(治療回数が増える)

※ 上顎洞付近で骨造成を行った場合、術後しばらくは鼻を強くかまないように指示されます(骨補填材がズレないようにするため)。

サイナスリフトの詳しい記事はこちら

③ ソケットリフト

サイナスリフトと似ていますが、より軽度な上顎洞の骨不足に適した処置です。

インプラント埋入と同時に行うことが可能で、患者様の負担も比較的少なく済みます😊

上顎洞の膜を数ミリ持ち上げて少量の骨補填材を入れる簡易的な方法で、サイナスリフトほど大掛かりではありません。


3. 骨造成の材料について🧪

骨を補うために使われる「骨補填材」にはいくつかの種類があります。

・自家骨:ご自身の顎や顎の骨から採取した骨。定着性が高く、骨とのなじみが非常に良い。

・人工骨(合成骨):体に安全な人工物で作られた骨補填材。感染リスクが少なく、採取手術も不要。

・他家骨・異種骨:他のヒトや動物由来の骨を加工したもの。近年は安全性が向上しており、有効な材料として使用されています。

自家骨は患者様ご自身の組織のため適合しやすい反面、別の採取部位から骨を取る手術が必要です。一方、人工骨や他家骨は採取の負担がなく、安全面でも優れています。状況に応じてこれらを組み合わせて使うこともあります。

患者様の体質や治療内容に応じて、最適な材料を選択します✨


4. 骨造成の流れ🗂️

当院での一般的な骨造成の流れをご紹介します。

  1. カウンセリング・精密検査 – CTスキャンを用いて、骨の高さ・厚み・形状を三次元的に評価します。

  2. 治療計画の立案 – 骨造成の必要性や方法、治療期間、リスクについて丁寧にご説明します。

  3. 骨造成手術の実施 – 症例に応じて、インプラント埋入と同時に行うこともあれば、骨造成だけを先に行うこともあります🦴(局所麻酔下で行います)

  4. 治癒期間(3〜6ヶ月) – 骨が安定し、新しい骨が形成されるのを待ちます(個人差があります)

  5. インプラント埋入手術(必要な場合)– 骨造成のみ先行した場合、十分に骨が再生した段階でインプラント体を埋入します。

  6. 人工歯の装着・メンテナンスへ – インプラントと骨がしっかり結合したら、上部構造(人工歯)を装着し、定期メンテナンスへ移行します。


5. 骨造成のメリット・デメリット・注意点⚖️

✅ メリット

・骨が少なくてもインプラント治療が可能になる(治療の選択肢が広がる)

・十分な骨を確保することで、噛み心地・見た目の良いインプラント治療に繋がる

・将来的にもインプラントを安定させやすくなる(長持ちしやすくなる)

⚠️ デメリット

・骨造成を行う分、治療期間が長くなる可能性がある

・外科処置に伴う腫れ・痛みが一時的に出るリスクがある

・稀に移植した骨が定着しないこともある(その場合は再治療が必要)

💡 注意点

・喫煙や糖尿病がある方は、傷の治癒が遅れやすい傾向があります🚬💊

・術後は感染予防のためのケアを徹底する必要があります🧼

・定期的な通院と正しいセルフケアがインプラント成功のカギです🔑

🏠 術後の過ごし方とセルフケアのポイント

骨造成手術後は、以下の点に気をつけてお過ごしください。

安静に過ごす:術後当日はできるだけ安静にし、激しい運動や長風呂は控えましょう。体を温めすぎると腫れが強くなることがあります。

飲酒・喫煙を控える:お酒やタバコは傷の治りを妨げてしまいます。少なくとも1〜2週間は控えて、骨の再生を促しましょう。

口腔内の清潔:処方されたお薬(抗生剤・痛み止めなど)は指示通りに飲み切ってください。術後当日の強いうがいは避け、翌日から優しく歯磨きを再開しましょう。うがい薬が処方された場合は指示に従って使用し、患部を清潔に保ちます。

手術部位を刺激しない:傷口を舌や指で触ったり、ストローで強く吸う行為は避けましょう。上顎で骨造成を行った場合は、鼻に強い圧をかけないように注意が必要です(くしゃみは口を開けてする、鼻は軽くかむ程度にする)。

異常時の対応:術後に出血が続く場合は清潔なガーゼを当てて優しく圧迫止血を行います。痛み止めを飲んでも治まらない痛みや、術後数日経っても腫れが引かない・熱が出る・膿が出るといった症状がある場合は、早めに歯科医院にご連絡ください。適切な処置やお薬で対応しますのでご安心ください。


6. 当院の骨造成の対応について🏥

平沼歯科医院では、以下の体制で骨造成を安全・的確に行っています。

・歯科用CTによる精密診断(骨の状態を正確に把握)

・3D画像を活用したシミュレーション(治療の綿密な計画立案)

・徹底した衛生・滅菌管理(院内感染防止の徹底)

・骨造成・インプラントに関する明確な説明と費用提示(不安や疑問に丁寧に対応)

担当する歯科医師は、インプラントと骨造成の治療経験が豊富です。

「他院でインプラントは無理だと言われた」「骨が薄いからと断られた」

そんな方も、まずはお気軽にご相談ください😊


7. よくある質問(FAQ)❓

Q1. 骨造成だけでも保険適用になりますか?

A. 一般的なインプラント関連の骨造成は、残念ながら保険適用外となります。特殊なケースで医科の処置と判断される場合に、一部保険が適用されることがあります。

Q2. 骨造成はどれくらい痛いですか?腫れますか?

A. 手術中は麻酔を行いますので痛みは感じませんが、術後に腫れや痛みが出ることがあります。ただし数日から1週間程度で落ち着き、痛み止めでコントロール可能です💊

Q3. GBRとサイナスリフトの違いは何ですか?

A. GBRは比較的軽度の骨不足に対して行う方法で、サイナスリフトは上顎奥歯の大きな骨不足に対応する方法です。

Q4. 骨造成にかかる追加費用はどのくらいですか?

A. 方法や使用する材料によって異なりますが、目安としては8万円〜20万円程度です(当院では事前にしっかりご説明いたします)

Q5. 骨造成とインプラントは同時にできますか?

A. 骨の状態によっては可能です。同時に行えれば治療期間の短縮にもなります📆

Q6. 骨が痩せるのを防ぐにはどうすればよいですか?

A. 歯を抜いた後、そのまま放置しないことが重要です。早めにインプラント治療や骨保存措置を検討しましょう。また、日頃から禁煙に努め、歯周病をきちんと治療・管理することも大切です。

Q7. 他院で「インプラントは無理」と言われましたが、本当にできないのでしょうか?

A. いいえ、骨造成を行えば多くのケースでインプラントが可能になります。実際、他院で難しいと言われた症例でも当院で対応できたケースは少なくありません。セカンドオピニオンとしてもぜひご相談ください✨

Q8. 骨造成がうまく定着しなかった場合はどうなりますか?

A. 稀に骨が十分再生せず、予定通りの骨量が確保できないことがあります。その場合は、再度骨造成を行うか、他の方法(骨の少ない部分に適した細いインプラントの利用など)を検討します。適切な対処法をご提案しますのでご安心ください。


8. 骨造成を伴うインプラント治療をお考えの方へ🦷

骨が足りないからといって、インプラント治療をあきらめる必要はありません✊

現代の歯科医療では、骨を再生させる技術が確立されており、骨量が少ない方でもインプラントに挑戦できる可能性が広がっています。

当院では、「自分に合った治療法」を一緒に考える姿勢を大切にしており、骨造成を含めたインプラントのご相談も随時受け付けています🦷。カウンセリングだけでも大歓迎ですので、まずはお気軽にお問い合わせください📞


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