歯科口腔外科
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歯科口腔外科
口腔外科は、口腔内、顎、顔面、ならびにその隣接組織に現れる疾患を対象とする診療科です。親知らずの抜歯をはじめ、顎関節症、唾液腺疾患、良性・悪性腫瘍などの外科的疾患や、口腔粘膜疾患、神経性疾患、交通事故やスポーツなどで生じた外傷なども治療対象としています。お口の中にできものができたなど、些細なことでも松本市の歯医者 平沼歯科医院にご相談ください。
「親知らず」は、顎の一番奥に生える歯で、永久歯のなかで最後に発育します。正式には第3大臼歯(だいさんだいきゅうし)といいますが、成人になって知恵がついて生えることから「智歯(ちし)」とも呼ばれています。また、親の手を離れ、親の知らぬ間に生えてくることが名前の由来といわれています。
「親知らず」には個人差があります。はじめからない方や上下左右の4本が揃っていない方、また、まっすぐに生えてくるとは限らず、横や斜めに生えたり、埋まったままの場合もあります。他の歯と同じように正常に生え、しっかりかみ合っている場合はとくに問題はありませんが、悪影響をもたらすような生え方の場合は、抜歯を検討する必要があります。
親知らずは必ず抜歯しなければならないものではありません。
以下は、必ずしも抜歯をしなくて良いケースです。
「親知らずの抜歯」は、詳しい診察が必要となります。お悩みの際はぜひ当院にお気軽に受診ください。
術後2~3日は腫れや痛みがあります。また、かさぶたになるまでは出血しやすい状態になります。アルコールや運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことは避け、安静にしましょう。
強くブクブクうがいをして傷口のかさぶたを洗い流さないようにしてください。治癒期間が延びたり、傷口が細菌に感染したりすることがあります。
下顎の「親知らず」を抜いた時に起こりやすいのが「腫れ」です。氷で冷やすと血流が悪くなり、治癒を阻害することがあります。濡れたタオル程度で冷やすといいでしょう。
かさぶたが綺麗に出来なかったり剥がれたりした場合は、抜いた穴がなかなか塞がらず、骨の一部分が外から見えることがあります。この状態をドライソケット(治癒不全)といい、痛み止めを飲まないと耐えられない痛みが、1週間以上続くことがあります。目安として1週間経過しても痛みの状態が改善されなければドライソケットの可能性が高いので、受診してください。
顎関節症とは、何らかの原因で「口を大きく開けられない」「開け閉めすると痛む」「カクカクと音が鳴る」などの症状が現れることをいいます。強い歯ぎしりや食いしばり、頬杖などのクセ、ストレスなど多くの原因が積み重なって発症するといわれています。自然に症状が治まることもありますが、悪化すると肩こりや頭痛など、全身にも悪影響を及ぼすことがあります。
あごの痛みは顎関節周囲に炎症がある場合や咀嚼筋の障害などが原因ですが、心理的あるいは社会的なストレスが関係している場合もあります。
顎関節内部の関節円板(顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織)がずれて、関節の動きを妨げている場合や、咀嚼筋の痛みであごが動かせない場合があります。
顎関節内部の関節円板(顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織)がずれていると、顎を動かした際に引っかかって音がしたり、顎関節を構成している骨の形が変化して音がすることがあります。
行動や癖など生活習慣が関係している場合があります。例えば、硬い食べ物を避けたり、姿勢を良くしたり、無意識の噛みしめなどに気をつけることで症状が軽くなる場合があります。また、強い心理的な緊張やストレスを感じる環境があれば、それを改善したり避けたりするようにします。
夜間睡眠時に上の歯にスプリントと呼ばれるマウスピースを装着する方法です。上下の歯が直接当たらないようにし、噛み合わせを浮かせることで、顎関節への負担を減らします。顎関節症の多くはマウスピースで症状が軽減しますが、今までの歯ぎしりで顎関節の骨がすり減り尖っているなど症状が重い場合は、より専門性の高い大学病院へ紹介させていただくこともあります。
口の粘膜(唇・舌・頬・口蓋・口底・歯肉など)に、炎症や腫瘍、ウイルス性粘膜疾患、アレルギー症状などが出現する疾患をいいます。口腔内の粘膜は刺激を受けやすく、常在菌も多く存在しています。そのため症状が変化しやすいという特徴がありますが、「腫れ」、「えぐれ」、「変色部位」などを入念に診断し、適切な治療へとつなげています。
口腔腫瘍は、大きく良性腫瘍と悪性腫瘍に分けられます。悪性腫瘍である口腔がんは、発生部位によって分類されており、舌がんや歯肉にできる歯肉がんが代表的です。
口腔がんの発生要因は数多くありますが、代表的なものは喫煙と飲酒、そして慢性的な刺激です。ですので、入れ歯が日常的に強くあたっていたり、痛む場合は早めに調整することをお勧めします。
口腔がんのできやすい場所は舌・歯茎・頬の粘膜です。中高年齢の方は、少しでも気になることがあれば、診察を受けることが大切です。
代表的なものにヘルペスや帯状疱疹があります。その他に手足口病やヘルパンギーナなど、お子さんに生じることが多い疾患などがあります。抗ウイルス剤による治療がメインとなります。
口腔内に常在しているカンジダ菌というカビの菌によってお口の粘膜や、舌に白い苔のようなものが現れたり、荒れたりします。舌のガンジダは味覚の異常や、ピリピリした感覚が出ることもあります。適切な清掃指導、または投薬で治療していきます。
松本市で歯医者をお探しなら平沼歯科医院へご相談ください。親知らずや虫歯、小児歯科、さらにホワイトニングにも対応しております。また、入れ歯や予防歯科にも力を入れ、患者さまのニーズに合わせた診療を心がけております。平沼歯科医院は、小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんに対応し、子どもにやさしい小児歯科も完備。お子さまにも配慮した小児歯科環境を整えています。また、忙しい方に配慮し土曜日の診療も行っており、平日に通院が難しい方でも予約が取りやすいのが特徴です。親知らずや虫歯の治療を検討中の方、歯の見た目を整えたい方にはホワイトニングについてもご相談いただけます。経験豊富なスタッフが、患者さま一人ひとりのご要望を伺い、適切な診療をご提案いたします。また、治療の予約は電話やインターネットから受け付けており、スムーズにご案内できるよう努めております。松本市で歯科クリニックをお探しの際は平沼歯科医院へご相談ください。